濱田正人さん&野村真波さん

濱田正人 さん

 

私は仕事中の事故により、両上肢を失いました。
絶望し、生きる気力を失っていた私の希望の光となったのが、義手でした。
手を失う前と全く同じ生活とはいきませんが、社会復帰し、自分のやりたいことを出来るのは、義手のおかげであり、訓練の成果だと思っています。義手の可能性は、義手ユーザーだけでは広げることが出来ません。DrやOT、POなど知識を持った方々のサポートがあってこそ、義手ユーザーの可能性が広がり、前を向いて生きていけるのだと思います。
義手は私にとって、希望であり、人生のパートナーです。
濱田正人

 

 

野村真波さん

20歳の時に交通事故に遭い右腕を切断しました。この身体を受け入れることなんてできませんでした。一生家に引きこもる覚悟をしました。しかし私にはどうしても叶えたい夢がありました。そのためには義手が必要でした。初めて能動義手を見た時は衝撃でした。20歳の女の子にあのフックの義手はどうしても受け入れ難いものでした。リハビリをするうちに次第にこの義手でないと私は夢を叶えられない‼︎と思えるようになりました。それはこの義手ができるまでには多くの方々の熱い想いが込められていることがわかったからです。義手を完成させて退院した後も「頑張れ‼︎」の想いが込められた義手のおかけで無事夢を叶えることができました。 

日本で初めての義手の看護師を誕生させてくれた先生方に恩返しするためにも私はこれからも胸を張って義手をつけて生きていきたいと思います。』